肌寒い
はださむい異読 はだざむい
形容詞頻度ランク #23226 · 青空 277 例
標準
chilly
文例 · 用例
共に冬の日の薄ら日和を感じさせ、人生への肌寒い侘びを思わせる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
肌寒いほどであった。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
有明月の肌寒い光が身にも心にも沁み入って、おもいでは果もなくひろがる、果もない空のように。
— 種田山頭火 『草と虫とそして』 青空文庫
自分の田舎の家では、十人くらいの家族全部、めいめいのお膳を二列に向い合せに並べて、末っ子の自分は、もちろん一ばん下の座でしたが、その食事の部屋は薄暗く、昼ごはんの時など、十幾人の家族が、ただ黙々としてめしを食っている有様には、自分はいつも肌寒い思いをしました。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
北国の夏の夜は、ゆかた一枚では、肌寒い感じである。
— 太宰治 『懶惰の歌留多』 青空文庫
「今にだんだんだんだん色々なこと分るようにして上げますわ」 智子は心に絶望に近いものを感じながら、こんなお座なりを云ったことが肌寒いように感じられて夫の方を今更ながら振り返った。
— 岡本かの子 『明暗』 青空文庫
智子はこういうときにこそ夫婦情死というものが起るのだろうと思ってますます肌寒い思いがした。
— 岡本かの子 『明暗』 青空文庫
五尺八寸、十三貫、すなわち痩せているせいで暑さに強い私は、裸で夜をすごすということは余りなく、どんなに暑くてもきちんと浴衣をきて、机の前に坐っているのだが、八月にはいって間もなくの夜明けには、もう浴衣では肌寒い。
— 織田作之助 『秋の暈』 青空文庫
作例 · 標準
今朝は肌寒いので、厚着をして出かけよう。
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夕方になると、急に肌寒い風が吹いてきた。
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彼女は肌寒いからと、ストールを肩にかけた。
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