織部
おりべ
名詞
標準
文例 · 用例
又氏郷が或時に古い古い油を運ぶ竹筒を見て、其の器を面白いと感じ、それを花生にして水仙の花を生け、これも当時風雅を以て鳴って居た古田織部に与えたという談が伝わっている。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
織部は今に織部流の茶道をも花道をも織部好みの建築や器物の意匠をも遺して居る人で、利休に雁行すべき侘道の大宗匠であり、利休より一段簡略な、侘に徹した人である。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
堀|織部正殿恩顧の者共に候。
— 佐々木味津三 『老中の眼鏡』 青空文庫
いいや、安藤対馬、堀織部正恩顧の者共なぞに恨みをうける覚えはないわっ。
— 佐々木味津三 『老中の眼鏡』 青空文庫
――堀織部正は先の外国奉行である。
— 佐々木味津三 『老中の眼鏡』 青空文庫
刃をふりかぶって悪鬼のごとくに襲撃して来たそのいち人こそは、まさしく見覚えの堀織部正家臣三島三郎兵衛である。
— 佐々木味津三 『老中の眼鏡』 青空文庫
膳部を引く頃に、大沢侍従、永井右近進、城織部の三人が、大御所のお使として出向いて来て、上の三人に具足三領、太刀三振、白銀三百枚、次の三人|金僉知らに刀三腰、白銀百五十枚、上官二十六人に白銀二百枚、中官以下に鳥目五百貫を引物として贈った。
— 森鴎外 『佐橋甚五郎』 青空文庫
東大番頭は三河新城の菅沼織部正定忠、西大番頭は河内狭山の北条|遠江守氏春である。
— 森鴎外 『大塩平八郎』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
織部(おりべ) 織部司の略。 百官名の一つ。織部司、またその長である織部正などに由来する。 古田重然 - 戦国時代から江戸時代初期の武将、大名、茶人。古田織部、あるいは単に織部として知られる。 日本の姓。 織部焼(古田織部にちなむ)のこと。 織部町 - 愛知県名古屋市北区の町字。 織部駅 - 岐阜県本巣市にある樽見鉄道の駅。
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