投機心
とうきしん
名詞
標準
a speculative spirit
文例 · 用例
ここのは真実を実証した肉体の機械のごとき一銭で、投機心から得た混濁したものは何もない。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
尤も、劇作家が興行者なみの投機心を起す危険も、そのためになくはなく、そのこと自体の善し悪しは問題の外であるが、ともかく、小説家にしても、いはゆるブツク・メエカアがないわけではないのだから、その一事を以て、劇作の仕事を不純なりと断じるわけにいくまい。
— 岸田國士 『劇文学は何処へ行くか』 青空文庫
然しこの円本時代というものは出版者及び文学者に大きな投機心と成金とを与えたけれども、その功過というものはまだ解決しきれない問題として今日に残されている。
— 中里介山 『生前身後の事』 青空文庫
波に乗って機を掴もうとする町人達の捷こい投機心は、もうその方へ奔命を賭けていて、藩札の引換にわざわざ札座へやって来る時間さえ惜しくなっているらしいのである。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫
作例 · 標準
彼の心には常に投機心があり、新しいビジネスチャンスを探し続けている。
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経済が不安定な時期には、人々の投機心が刺激されやすい。
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彼は投機心を抑えきれず、高リスクな投資に手を出してしまった。
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