把頭
はとう
名詞
標準
文例 · 用例
彼の下には、支那人の把頭がついていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
把頭も木の棒を持っていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
しかし、日本人と把頭の前では、ちり/\して勤勉振りを示そうとつとめる工人達には棒も拳銃も更に必要がなかった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
そのどよめきと、せり合いが金属的な支那語と共に、把頭の机の周囲で起った。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
手下をなだめるためには、喋れるだけの言葉を喋りつくした把頭の李蘭圃は引きあげて来た。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
監督と、把頭の威力は、以前に倍加した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
把頭の李蘭圃は、平工人よりは、一日に二十三銭だけ、よけいに内川からめぐんで貰っている。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」 于立嶺という、肩の怒った、皮肉な顔つきの工人が、二人の把頭の腕の下で、頸をしめられた雄鶏のように、ねじられて、片足は、しきりに空を蹴っていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫