青衣
せいい
名詞
標準
文例 · 用例
白衣の女はいかに、また青衣の女はいかに。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
青衣の西洋少女が合掌して上目に聖母像を見守る半身像である。
— 寺田寅彦 『青衣童女像』 青空文庫
そうしてそのほかに一枚青衣の少女の合掌した半身像があった。
— 寺田寅彦 『青衣童女像』 青空文庫
神田の夜店の木枯らしの中に認めたこの青衣少女の二重像はこのほとんど消えてしまっていた記憶を一時に燃え上がらせた。
— 寺田寅彦 『青衣童女像』 青空文庫
その後おりおり神保町の夜店をひやかすようなときは、それとなく気をつけているが、この青衣少女にはめぐり会わない。
— 寺田寅彦 『青衣童女像』 青空文庫
午後青衣子君来訪、抱壺君父子と共に会飲、しめやかな酒であつた。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫
九時仙台着、やうやく青衣子居を探しあてゝ厄介になる。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫
青衣子君の苦脳と平静とは尊くも悲しい、省みて私は私を恥ぢた。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫