合いの手
あいのて
名詞
標準
interlude (in traditional Japanese music)
文例 · 用例
この場合、何をどうするにしても、まず主人多左衛門のありかを探し出さなければならないので、知り合いの手先に頼んで内々で探索することになった。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
そのお前がここで月に一〇万、二〇万もらったら、出した連中はきっとあとになって『あのときの分はまだ返してもらってない』と言うに決まってる」 視線を落としながら西和彦の言葉を耳で追っていた古川享は、内心で〈なるほど〉と合いの手を入れた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
訛りの多い咽喉で土地の唄をうたっているものに合いの手を入れて、席に戻って来た。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
「まったく今日このごろはひでえ不景気でして、ねえ、へッ、子供と遊んでてたいした月給を貰えるけっこうなお身分には不景気は素通りでしょう、が、さ」すると親爺が一声合いの手を入れるのであった。
— 本庄陸男 『白い壁』 青空文庫
そこへ、羅馬法王の触れ出したほんとの謝肉祭が廻って来た―― The Ice Carnival ! 宵から朝まで、ホテルのスケイト・リンクで紐育渡りのバヴァリイKIDSがサクセフォンを哮らせ、酒樽型の大太鼓をころがし、それにフィドルが縋り、金属性の合いの手が加わり――ピアニストは洋襟を外して宙へ放る。
— 白い謝肉祭 『踊る地平線』 青空文庫
酔っ払うと大はしゃぎで、ふだんは蚊のなくような細い声しかでないくせに、こんなチッポケな痩身のどこからでると思うような破れ鐘の声で応援団のように熱狂乱舞して合いの手に胴間声にメッキのようなツヤをかぶせて御婦人を讃美礼讃したり口説いたりする。
— 坂口安吾 『オモチャ箱』 青空文庫
池島信平は、もっぱらスマックを食い、合いの手に野球を見ていたようであるが、実際これが、後楽園球場のカケネなしの実質ある商品ではなかろうかと僕は思った。
— 坂口安吾 『神経衰弱的野球美学論』 青空文庫
土をうつ水滴が、二人の会話に奇妙な合いの手を入れる。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
chanting or clapping along (during a song or dance)
作例 · 標準
例句
標準
interjection
作例 · 標準
例句