明らむ
あからむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞
標準
to become luminous at dawn (esp. the sky)
文例 · 用例
生をあきらめ死をあきらめる 「生を諦め、死を明らむるは、これ仏家一大事因縁なり」 と。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
分け入つても分け入つても青い山しとどに濡れてこれは道しるべの石炎天をいただいて乞ひ歩く放哉居士の作に和して鴉啼いてわたしも一人生を明らめ死を明らむるは仏家一大事の因縁なり(修証義)生死の中の雪ふりしきる木の葉散る歩きつめる昭和二年三年、或は山陽道、或は山陰道、或は四国九州をあてもなくさまよふ。
— 種田山頭火 『草木塔』 青空文庫
発信地は福島の郡山からだが、川端康成から鎌倉文庫へ入社の奨めをうけ、目前明らむ思いで今汽車に乗っているところとある。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
見よ、竹の声に道を悟り、桃の花に心を明らむるものがある。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
道のほとりに咲く草花、あからむ覆盆子などさすがになつかしくて根岸庵のあるじがり端書をやる。
— 伊藤左千夫 『滝見の旅』 青空文庫
まさか、いい旦那がついたから、とも思いませんが、私は花江さんの通帳に弐百円とか参百円とかのハンコを押すたんびに、なんだか胸がどきどきして顔があからむのです。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
竜は頬のあからむほど嬉しくなった。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
葉分の光はだらに、白き菱の花さして、樹暗もあからむ眞夏日なか、水馬うかべる水隱れ、藻伏小鮒とらへ來て、朱脛やすらふ柳瑞枝、したり顏の若音には、葉守の神さへ醉に入らむ。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
作例 · 標準
健康的な食生活を心がけることが大事。
運動習慣は体の健康に直結する。
医学的な知見に基づいた治療を受ける。
健康診断の結果は良好だった。