ペナント
ペナント
名詞
標準
pennant
文例 · 用例
「ホンヤクノコトデ タノミアルスグ キテクレ」 彼は、わたしの部屋の壁、ライフル銃もロビンソンもオルゴールも、ペナントも、昆虫標本の額も、みんなどこかへ棄てられて、それらのものゝかゝつてゐた痕だけ白い壁に、途徹もない論文の抜き書ばかりが落書されてゐるのを発見した。
— 牧野信一 『幽霊の出る宮殿』 青空文庫
この分では秋のペナントはH村のものだといふ評判ですから、まあ精々練習して来て下さい。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
これも壁に“WASEDA”のペナントの下に、十字を切って懸けてあった練習用の Fencing Sword の一つであった。
— 牧野信一 『吊籠と月光と』 青空文庫
本棚の上の壁には弘雄が送つた紫地に白で抜いたワシントン大学のペナントが懸つて居り、ラツパが薄闇の中に真鍮の光りを放つてゐた。
— 牧野信一 『サクラの花びら』 青空文庫
★ 私のやうに退屈しきつた人間は、もう野球だの相撲だの、それがペナントを賭けたものでも、まだるつこくて、見てゐられない。
— 坂口安吾 『散る日本』 青空文庫
映画で見るアメリカの新聞記者は、人見知りをしない go'getter で、厚顔しいほうのペナント・ホルダーばかりだった。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
すなわち松本「真贋の森」、有馬「黒いペナント」、菊村「灰」、柴田「今日の男」の四篇である。
— 十返肇 『日本推理小説の曲り角』 青空文庫
わずかに「黒いペナント」が、プロ野球を扱っていて現代の推理小説らしく今日の風俗を扱ってはいるものの、それだけの意味でなら「四万人の目撃者」がすでにあるし、殺人という題材の強烈さからいっても及んでいない作品である。
— 十返肇 『日本推理小説の曲り角』 青空文庫
作例 · 標準
高校野球の開会式で、前年度の優勝校が先頭を切って堂々とペナントを返還した。
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昔の観光地のお土産といえば、地名やイラストがプリントされた三角形のペナントが定番だった。
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自分の部屋の壁に、応援しているプロ野球チームのペナントを誇らしげに飾っている。
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ウィキペディア
ペナント は、細長い旗。
出典: ペナント — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0