わさわさ
わさわさ異読 ワサワサ
副詞-と動詞-サ変
標準
restless
文例 · 用例
目に見えてさわさわさわと、照り浮ぶ孟宗の、あな、一きは強き狐光のその月に、さながら生きて踊るかに、近明りして、勢ひ舞ふ、かと見ればまた、何か暗く薄かげりして、揺らぎ止み、揺らぎ騒立つ。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
目に見えてさわさわさわと、照り浮ぶ孟宗の、あな、一きは強き、狐光のその月に、さながら生きて踊るかに、近明りして勢ひ舞ふ、かと見れば、また、何か暗く薄かげりして、揺らぎ止み、揺らぎ騒立つ。
— ――長歌体詩篇二十一―― 『観想の時』 青空文庫
二十一 心のわさわさするような日が、年暮から春へかけて幾日となく続いた。
— 徳田秋声 『爛』 青空文庫
新しい足袋をはいて、入れ替えたばかりの青い畳のうえをそっちこっちわさわさ歩いているお増の衣摺れの音が忙しそうに聞えたり、下駄を出すお今の様子が、浮き浮きして見えたりした。
— 徳田秋声 『爛』 青空文庫
芸妓が何かたべながらわさわさとしていて、舞台では十幾年前と同じ役者が同じ顔をして同じせりふを申し上げていた。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫
三 毎日、わさわさと仕事も手につかない。
— 壺井榮 『日めくり』 青空文庫
わさわさとどこでか立ち話の声がする。
— 柳田国男 『雪国の春』 青空文庫
おまけに、誕生祝いというのに、わさわさ集まって、また泣き上戸の泣き競べとは――。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
風が吹いて、木の葉がわさわさ揺れた。
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