相公
しょうこう
名詞
標準
文例 · 用例
丞相公孫賀、御史大夫杜周、太常、趙弟以下、誰一人として、帝の震怒を犯してまで陵のために弁じようとする者はない。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
丞相公孫賀のごとき、その代表的なものだ。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
相公も※理の暇には、時々読書をもなさるが宜しゅうございましょう」と云ったのである。
— 森鴎外 『魚玄機』 青空文庫
「相公がいらっしゃる」 紫の衣服は外へ出て往った。
— 田中貢太郎 『殺神記』 青空文庫
「相公がいらっしゃる」 黄色な衣服を着た者もそう言って出て往った。
— 田中貢太郎 『殺神記』 青空文庫
元振は相公と言えば大臣宰相だ、俺が将来で宰相にでもなるのかと思って喜んだ。
— 田中貢太郎 『殺神記』 青空文庫
「相公は、何故、ここにいらっしゃいます」「今晩は、目出度い婚礼の酒宴があるということを路で聞いたから来た」 邪神は喜んだ。
— 田中貢太郎 『殺神記』 青空文庫
「相公、お早いじゃありませんか、何か御用でもできたのですか」「お婆さんに頼みたいことがあってね」 世高は店の内へ入った。
— 田中貢太郎 『断橋奇聞』 青空文庫