伏線
ふくせん
名詞頻度ランク #16859 · 青空 73 例
標準
foreshadowing
文例 · 用例
こう言って後に論ぜんとする霊魂非不滅論の伏線をおいている。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
事件的には縁がない代わりに心理的の伏線になるのである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
二時間のち、同じところで二十枚のばいきんだらけのくしゃくしゃ汚き紙片、できるだけむぞうさに手交して、宅のサラリイ前借りしたのよ、と小さく笑った萱野さんの、にっくき嘘、そんな端々にまで、私の燃ゆる瞳の火を消そうと警戒の伏線、私はそれを悲しく思った。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
技術の伏線的で的確な点では独立随一の技術家であらう。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
これぞというトリックなしに最後まで読者にサスペンスをもたせることができれば、それに越したことはないが、現実の事件にはそうした場合はほとんどないから、まず多少の伏線を示しておいて、最後にトリックであっと言わせるということが多くの場合必要になってくる。
— 平林初之輔 『現下文壇と探偵小説』 青空文庫
この話は話の内容には何の伏線もないので、どんなに読者が考えたって、わかりっこはないのである。
— 平林初之輔 『現下文壇と探偵小説』 青空文庫
四 彼の作品にはわざとらしい伏線がない。
— 平林初之輔 『ヴアン・ダインの作風』 青空文庫
そのかわり、第一頁から犯人があがるまで全体が伏線のようなもので、どの一頁、どの一行、登場人物のどんな一言一行でも、漫然と読んでいるわけにはゆかない。
— 平林初之輔 『ヴアン・ダインの作風』 青空文庫
作例 · 標準
映画の冒頭でさりげなく描かれた雨のシーンは、後に起こる悲劇への伏線だった。
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標準
preparation
作例 · 標準
成功は、入念な伏線(準備)があってこそ掴めるものだ。
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