位の高い
くらいのたかい
表現形容詞
標準
high-ranking
文例 · 用例
君兪は最初は気位の高いところから、町人の腹ッぷくれなんぞ何だという位のことで贋物を真顔で視せたのであるが、元来が人の悪い人でも何でもなく温厚の人なので、欺いたようになったまま済ませて置くことは出来ぬと思った。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
おいらんの中でも、あれは少し位の高いほうだったのかも知れません、ちょっと威厳さえ持っていました。
— 太宰治 『男女同権』 青空文庫
」 判事たちの中で一番位の高いまっ赤な、ばけものが云いました。
— 宮沢賢治 『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』 青空文庫
家事を嫌つて文学の書類など読みふけつて居た気位の高い私が、それを高貴から加へられる一種の屈辱的な役目と考へ素直に引きうけてやらふとするはづはありませんでした。
— 断片三種 『処女時代の追憶』 青空文庫
槐葉前蹤を期し難し、と云って、少し厭味を云って置いて、柳枝|左臂に生ずべしと、荘子を引張り出してオホンと澄ましたところなどは、成程気位の高い公任卿を破顔させたろうと思われる。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
君兪は最初は気位の高いところから、町人の腹ッぷくれなんぞ何だといふ位のことで贋物を真顔で視せたのであるが、元来が人の悪い人でも何でも無く温厚の人なので、欺いたやうになつたまゝ済ませて置くことは出来ぬと思つた。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
どちらかと言えば甘くて気位の高い世間智の乏しい京子が、京子の運命を黙って視て居た加奈子の性質をむしろ頼み甲斐に思って頼み続けて二十年近くの交友が続いた。
— ――二つの連作―― 『春』 青空文庫
しかし安子は口よりも顎で人を使い、人使いの滅法荒い子供だったが、母親は人使いの荒いのは気位の高いせいだとむしろ喜び、安子にはどんな我儘も許し贅沢もさせた。
— 織田作之助 『妖婦』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、王家と繋がりのある位の高い貴族でした。
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