幻辞.com

永代

えいたい
名詞頻度ランク #38412 · 青空 444
1
標準
permanence
文例 · 用例
私は西鶴の「日本永代藏」や、「胸算用」を更に熟讀玩味する事に依つて、貯蓄の妙訣を體得しようと思ひ立つた。
太宰治 金錢の話 青空文庫
汨羅の屈原ならざれば、恨みは何とかこつべき、大川の水清からぬ名を負ひて、永代よりの汽船に乘込みの歸國姿、まさしう見たりと言ふ物ありし。
樋口一葉 われから 青空文庫
味覚としての「いき」は「けもの店の山鯨」よりも「永代の白魚」の方向に、「あなごの天麩羅」よりも「目川の田楽」の方向に索めて行かなければならない。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
ところが、二、三年前にある偶然な機会から、はじめて『日本永代蔵』を読まなければならない廻り合せになった。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
当時R研究所での仕事に聯関して金米糖の製法について色々知りたいと思っていたところへ、矢島理学士から、西鶴の『永代蔵』にその記事があるという注意を受けたので、早速岩波文庫でその条項を読んでみた。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
その他にも『永代蔵』には「一生|秤の皿の中をまはり広き世界をしらぬ人こそ口惜けれ」とか「世界の広き事思ひしられぬ」とか「智恵の海広く」とか云っている。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
しかし『永代蔵』中の一節に或る利発な商人が商売に必要なあらゆる経済ニュースを蒐集し記録して「洛中の重宝」となったことを誌した中に、「木薬屋呉服屋の若い者に長崎の様子を尋ね」という文句がある。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
詐欺師や香具師の品玉やテクニックには『永代蔵』に狼の黒焼や閻魔鳥や便覧坊があり、対馬行の煙草の話では不正な輸出商の奸策を喝破しているなど現代と比べてもなかなか面白い。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
作例 · 標準
この寺院は、開創以来、永代にわたり地域の人々に親しまれてきた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
昔話には、祖先から子孫へと永代に続く因縁が描かれることが多い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
永代にわたるご厚情、誠にありがとうございます。」と、関係者は感謝の意を示した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite