反吐
へど異読 ヘド
名詞頻度ランク #18839 · 青空 72 例
標準
vomit
文例 · 用例
宴席どなりの空部屋へ轉げ込むと、ぐたりと寢たが、したゝか反吐をついて、お冷水を五杯飮んだとやらで、ウイーと受持の、一番さんへ床を取りに來て、おや、旦那は醉つて轉げてるね、おかみさん、つまんで布團へ載つけなさいよ。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
反吐を出しきりたいのだ。
— 織田作之助 『私の文学』 青空文庫
おまけに、小郷という男はいやでいやで、反吐が出るくらいだったから頭から断っていた。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
」 という二人の軽薄な会話を、弓子は隣の部屋で壁越しに、反吐をはく思いできいていたのだ。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
生ぐさいものを食うと、反吐が出る」「ほな、何を食うんや」「人を食う。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
――ああ、おなかペコペコや」 昼日散々、反吐が出るくらい豹吉に食べさせて貰ったのに、三郎はもう腹の皮がひっつきそうだった。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
大体、おん者は――」 胸が苦しくなったので、伝三郎は小言は後廻しにして反吐を吐きに便所に立った。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
毒薬には劇毒で飲むと直に死ぬのも有ろうし、程経て利くのも有ろうが、かかる場合に飲んで直に血反吐を出すような毒を飼おうようは無いから、仕込んだなら緩毒、少くとも二三日後になって其効をあらわす毒を仕込んだであろう。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
作例 · 標準
飲み会で泥酔した新入社員が、店の前の路上に反吐をぶちまけてしまった。
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強い船酔いに見舞われ、トイレの洗面台で胃液が混じった黄色い反吐を吐いた。
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ゴミ捨て場から漂ってくる強烈な悪臭に、思わず反吐が出そうになった。
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