雅やか
みやびやか
形容動詞名詞
標準
elegant
文例 · 用例
彼女の一挙一動はいかにも雅やかで、そのうえ詩を愛したり、時にはうっとりと夢見るように首を傾げる術さえ知っていたので彼女が確かにどちらから見ても気持のいい婦人であるという事には、誰ひとり異論がなかった。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
年齢ごろまでも見違えるくらい成熟された、優雅やかな若夫人の姿に見えて来るのです。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
私は、子供のとき利根の河原からこの山々の白い嶺を雅やかに眺めて、まだ知らぬ越後国の雪の里人のありさまについて、いろいろ想像をめぐらしたものであった。
— 佐藤垢石 『わが童心』 青空文庫
彼から三歩のところに純白の裝ひをした一つの姿――若々しい、雅やかな姿が立つてゐた。
— ブロンテイ 『ジエィン・エア』 青空文庫
しかし、そこの扉の陰に、彫刻の陰に、鳴りを潜めて凝乎と我々の動きを注目しているこの都会の住民の、なんという雅やかさ!
— 橘外男 『ウニデス潮流の彼方』 青空文庫
そして兵員の末に至るまで、自分たちの一挙一動を注視しているこの両側の群集の雅やかさと気品とに気圧されたように、一語を発するものもないのであった。
— 橘外男 『ウニデス潮流の彼方』 青空文庫
豪奢なミンクの毛皮を纏って、傍らに虎の膝掛けを置いて、人目を眩ずる艶やかさの上に、貴夫人の雅やかさを装っている。
— 橘外男 『グリュックスブルグ王室異聞』 青空文庫
※たけた人々がいかに潔癖に雅やかを守っても、夜の野良犬と夕方の鴉と朝の牛の糞だけは除かれなかった。
— 第七分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
雅やかな雅楽の音色が響き渡る中、厳かな結婚儀式が執り行われた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼女の雅やかな言葉遣いに、初対面の相手は皆、背筋が伸びる思いをする。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
伝統的な京菓子は、味だけでなく見た目の雅やかさでも目を楽しませてくれる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview