奏鳴曲
そうめいきょく
名詞
標準
sonata
文例 · 用例
それ程、二人のすきな曲は、この奏鳴曲だったのである。
— 浜尾四郎 『彼は誰を殺したか』 青空文庫
即ち、鍔のない、四角な帽子をかぶり、燃えるような緋の裏のついた、黒いガウンの裾をひいて、ステージに現われ、博士号の贈呈式に引続き、パデレフスキーはお得意の音楽、ベートーヴェンの「月光奏鳴曲」を演奏いたしました。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫
私はパデレフスキーの偉大さをしみじみと感じ、また彼の「ムーンライトソナタ」の素晴らしさに感動し、この時の印象をこわすことが恐くなり、それ以来他のどんな名人の演奏でも「月光奏鳴曲」は聴かないことにしております。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫
それであの日から二十何年か経った今日でも、私は目をつぶってあの日のことを想い出しますと、耳の底にパデレフスキーが演奏した「月光奏鳴曲」が生き生きと再現してくるのでございます。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫
」(『一生涯の夕暮』より) その頃、マルヴィーダとロランとが最も深く傾倒したベートーヴェンの作品の一つは作品第百六番のピアノの奏鳴曲であった。
— VIE DE BEETHOVEN 『ベートーヴェンの生涯』 青空文庫
一 自己形成の時期(一八〇〇年以前)二 英雄的精神の時期(『エロイカ』から『熱情奏鳴曲』まで。
— VIE DE BEETHOVEN 『ベートーヴェンの生涯』 青空文庫
第四の部分は『復活の歌』という題が付いているが、そこでは『荘厳な弥撒曲』と『はるかな恋人に』贈る一連の歌 Liederkreis と作品第百六番の奏鳴曲とが徹底的に取り扱われている。
— VIE DE BEETHOVEN 『ベートーヴェンの生涯』 青空文庫
――そしてこの食欲は、ブラームスとベートーヴェンとの間に差別もつけないし、または、同じ楽匠の作品でさえあれば、空虚な協奏曲と感銘深い奏鳴曲との間に差別も設けない、なぜなら二つとも同じ捏粉でできてるから。
— JEAN CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
作例 · 標準
発表会でベートーヴェンの月光奏鳴曲を完璧に弾き切り、会場から大きな拍手が湧いた。
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彼は独学でピアノを学び、今では難易度の高い奏鳴曲もこなせるようになっている。
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「この奏鳴曲の第二楽章は、作曲家の孤独が表現されているようで胸を打たれるね」
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