独り者
ひとりもの
名詞
標準
single (i.e. unmarried) person
文例 · 用例
この夜の長いのに、独り者が今から寝られますかよ。
— 岡本綺堂 『影』 青空文庫
陰では狐とか河童とかいう綽名を呼ばれ、一種の薄気味の悪い人間として世間から睨まれながらも、彼は直接になんの迫害を蒙ることもなく、相変わらず出所の怪しい魚を安く売りあるいて、裏長屋のおかみさん達に歓迎され、自分も独り者は気楽だよというような顔をして、一合か二合の寝酒を楽しんでいるらしかった。
— 岡本綺堂 『深川の老漁夫』 青空文庫
季節のうつりかわりに敏感なのは、植物では草、動物では虫、人間では独り者、旅人、貧乏人である(この点も、私は草や虫みたいな存在だ!
— 種田山頭火 『草と虫とそして』 青空文庫
独り者の昼寝、今日はそのよさとわるさとを味解した。
— 大田から下関 『行乞記』 青空文庫
此の大権力者の下僕たる・哀れな醜い独り者は、身分が卑しいので、直接の主人たる此の第一|長老は固より、第二第三第四ルバックの前を通る時でも、立って歩くことは許されなかった。
— 幸福 『南島譚』 青空文庫
――独り者の気楽さって処もありますよ。
— 岡本かの子 『かの女の朝』 青空文庫
由兵衛は浅草の山谷に住んでいて、ことし五十の独り者。
— 岡本綺堂 『虎』 青空文庫
伊平は独り者で、病気は風邪をこじらせたのであったが、幸いに娘が泊り合せていたので、彼は親切な介抱をうけた。
— 岡本綺堂 『鼠』 青空文庫
作例 · 標準
独り者だと、病気になった時に頼れる人がいないのが不安だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼はまだ独り者で、趣味に没頭する日々を送っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
最近は独り者向けのサービスも増えてきている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite