地の粉
じのこ
表現名詞
標準
base powder for lacquer (usu. made from clay)
文例 · 用例
あのめしを噛む、その瞬間の感じのことだ。
— 太宰治 『兄たち』 青空文庫
それなら、みなさん、よくご存じのことですし、たいへんおもしろいと思いますの。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『空とぶトランク』 青空文庫
ひつじのこくに、つる一も、のる。
— 太宰治 『盲人独笑』 青空文庫
みのこくに、いでて、ひつじのこくに、おべ村くわだに、きたる。
— 太宰治 『盲人独笑』 青空文庫
おまえは、まだ、あのおやじのこころをほんとによく知っていないのだ」 そこで逸作は、七十二になる父が髪黒々としつつ、そしてなお生に執したことから説いて、「おやじは古り行く家に、必死と若さを欲していたのだ。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
……しかし大すじのことが哀れや分って居らぬ、致方無い、教えの足らぬ世で、忠義の者が忠義でないことをして、忠義と思うて死んで行く。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
近代的で、スポーツマン・タイプで、清秀で明るい感じのこの青年は、綾子夫人の母方の遠縁に当るという。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
ご存じのことと思いますが、私すっかり変りましたの。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
作例 · 標準
陶芸家は、器の土台となる部分に地の粉を混ぜて強度を高めていた。
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この漆器は、地の粉を何層も塗り重ねて作られているため、非常に丈夫だ。
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地の粉は、漆の下地として使われるだけでなく、様々な工芸品に利用される。
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