幻辞.com

憖い

なまじい
副詞
1
標準
thoughtlessly
文例 · 用例
憖いに早まって虎狼のような日傭兵の手に掛ろうより、其方が好い。
ガールシン 四日間 青空文庫
われに好き計略あり、及ばぬまでも試み給はずや、凡そ狐狸の類は、その性質至て狡猾く、猜疑深き獣なれば、憖いに企みたりとも、容易く捕へ得つべうもあらねど。
巌谷小波 こがね丸 青空文庫
であるから憖いな学者達、もしくは道徳家達は福沢は不都合な奴だとか、社会の道徳を破壊するとか、福沢の議論は浅薄だとか、いわゆる倫理、道徳、処世主義というようなものを標準としてしきりに攻撃したものだ。
大隈重信 福沢先生の処世主義と我輩の処世主義 青空文庫
併しもうこういう破目になっては、なまじいに包み隠しても仕方があるまい、いよいよ相手の疑いを増すばかりで、まとまるべき相談も却って纏まらないかも知れないと覚ったらしく、女はお亀と半七にむかって自分の秘密を正直に打ち明けた。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
あまりよく似たれば、姉上と呼ばむとせしが、よしなきものに声かけて、なまじいにわがここにあるを知られむは、拙きわざなればと思いてやみぬ。
泉鏡花 龍潭譚 青空文庫
気強く生まれついていたので、なまじい互いに知り合った村で、惨めな姿を見られているよりも、見ず知らずの他国の方がずっと自由であり、初めて働き効のあるような気がするのであった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
」 銀子はその言葉に思い当たり、なまじい美しい着物なんか着て、男の機嫌を取っているよりも、これがやはり自分の性に合った仕事なのかと、生まれかわった気持で仕事に取りかかり、自堕落に過ごした日の償いをしようと、一心に働いた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
時には自分になまじい物質的な利得ばかりを与えながら昔日の尊敬を忘れ去り、学商呼ばわりする世情を、気狂いのようになって悲憤慷慨することもある。
岡本かの子 食魔 青空文庫
作例 · 標準
憖いな同情をするくらいなら、いっそ突き放してくれたほうが彼のためだった。」
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
憖いな期待を抱かせたままでは、後で彼女を深く傷つけることになってしまう。」
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
憖いな約束をしてしまい、断りきれずに困り果てている。」
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
2
標準
halfway
作例 · 標準
憖いな才能があるばかりに、一つの道を極めることができず器用貧乏に終わった。」
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
憖いな準備で挑んでも、プロの厳しい世界では通用しないことを痛感した。」
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
憖いな関係を続けるより、一度距離を置いて自分を見つめ直すべきだ。」
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
憖い(なまじい) — 幻辞.com