唸るほど
うなるほど
表現名詞副詞
標準
to a great extent
文例 · 用例
私は、唸るほどほっとしました。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
飛騨はそれを見つけて、唸るほどほつとした。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
あのときだけは唸るほど感心した。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
ちっとも、こだわっていないその態度に、私は唸るほど感心した。
— 太宰治 『新樹の言葉』 青空文庫
」 僕は、竹さんの「御苦労さまやなあ」という声の響きに唸るほど、感心していた。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
なるほど私たちは観ている中に思わず唸るほどたっぷり沙漠を見せられるが、その沙漠はただ風が吹き暴れたり、陽が沈んだり、夜が明けたりする変化に於てだけとらえられている。
— ――所謂「脱出」への疑問―― 『イタリー芸術に在る一つの問題』 青空文庫
……さうするとお前また、轟と山が唸るほどの風が吹いて來て、小屋が地震みたいに、ゆら/\搖れるやないか。
— 上司小劍 『太政官』 青空文庫
しかし、お前が言わせるように仕向けるから、つい口が辷ったのじゃ、悪い心持で言ったのではない」と主膳は申しわけのような前置をつけて、それからこんなことを言いました、「あれはお前も知っているかどうか知らん、あの実家はすばらしい物持で、田地も金も唸るほどある、しかもその家の一人娘じゃ。
— 黒業白業の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
例句