異母妹
いぼまい
名詞
標準
half-sister (younger, different mother)
文例 · 用例
異母妹のナターリイは、老人の死骸に打倒れて泣いた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
お艶にはなお、これが伯母だとか義姉だとか異母妹だとか、他人を勝手に引張って来て勝手にそう思い込み、そう思い込むが最後、その通り肉身の気持になれる幾人かの女性がある。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
何故かというに九年も前の話だから……しかも十七ばかりに成る、妹のような娘から、唯一度の接吻を許されたのだから…… その娘は腹違いの妹の学校友達で、お新と言って、色の黒い理窟好な異母妹とは大の仲好だった。
— 島崎藤村 『船』 青空文庫
暑中休暇で娘達も家に居る頃で、毎日のようにお新は異母妹の許へ遊びに来た。
— 島崎藤村 『船』 青空文庫
異母妹とお新とは、互に堅く腕を組合せて、泡立ち流れる潮の中を歩いたことを思出した。
— 島崎藤村 『船』 青空文庫
その頃は娘達の髪はまだ赤かったが、でも異母妹から見ると、麦藁帽子を脱いだお新の方は余程黒かったことを思出した。
— 島崎藤村 『船』 青空文庫
それからもお新は異母妹と一緒に、度々旅舎へ遊びに来たが、彼の方では遠くでばかり眺めていた。
— 島崎藤村 『船』 青空文庫
こういう人の側に、山本さんは遠慮勝に腰掛けて、往時お新や異母妹と一緒に菖蒲田の海岸を歩いた時の心地に返った。
— 島崎藤村 『船』 青空文庫
作例 · 標準
父の葬儀で初めて会った異母妹は、どこか私と似た面影を持っていた。
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遺産相続の話し合いの席で、突然見知らぬ異母妹が名乗りを上げて親族は騒然となった。
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異母妹の結婚式に招待されたが、複雑な家庭環境もあって参列すべきか悩んでいる。
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