馬鹿さ加減
ばかさかげん
表現名詞
標準
extent of (one's) foolishness
文例 · 用例
くにゃりと上体をねじ曲げて、歌舞伎のうたた寝の形の如く右の掌を軽く頬にあて、口を小さくすぼめて、眼は上目使いに遠いところを眺めているという馬鹿さ加減だ。
— 太宰治 『小さいアルバム』 青空文庫
自分の馬鹿さ加減も、見っともなさも、全部、正確に知っている。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
だが長次、お前も十七、虹蓋つくる奴等が手筋も大方知つてゐようが、世の中は千人寄つても盲ばかりの素人たち、見かけ倒しの品物でも異つたものを嬉しがる馬鹿さ加減つたらねえ!
— 幸田露伴 『名工出世譚』 青空文庫
ともかくそれは、デイモンの馬鹿さ加減を試すのに丁度おもしろいと思ったからでした。
— 鈴木三重吉 『デイモンとピシアス』 青空文庫
同じ文句ばかり循環小数のやうに繰り返してゐる自分の馬鹿さ加減に肚がたつた。
— 牧野信一 『秋・二日の話』 青空文庫
――俺は自分の馬鹿さ加減を覆はうとすることを考へてゐるとは、何といふ馬鹿な奴だらう――などと私は思つたりしました。
— 牧野信一 『砂浜』 青空文庫
」彼の父は、彼の馬鹿さ加減に擽られて堪らぬらしく、失笑をおさへて彼を煽てた。
— 牧野信一 『父を売る子』 青空文庫
アメリカの人達も、やがては無駄な速力で駆けずり廻はることの馬鹿さ加減に目がさめるだらう。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
作例 · 標準
彼の馬鹿さ加減には、もう誰もが呆れ果てていた。
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自分がどれほど馬鹿さ加減だったか、後になってようやく気づいた。
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彼の馬鹿さ加減は、もはや周囲の笑い話のネタになっている。
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