三色旗
さんしょくき異読 さんしょっき
名詞
標準
tricolour flag
文例 · 用例
4 夜のヴェールが剥がれて、灰色の壁にもたれて一夜を過した失業者が、赤と黒の市場の魚のように起きあがると、高楼にあらわれた三色旗の天気予報旗をものぐさそうに眺めた。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
三色旗は銃剣の先にはためいていました。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
昨日自分が張り渡した窓の装飾の綾模様を透して向う側の妾町の忍んだような、さゝやかな装飾と青い空の色と三色旗の鮮やかな色とが二つの窓から強い朝日に押し込まれて来たように、新吉の眼を痛いほど横暴に刺戟する。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
晴れた日と鮮かな三色旗と腕に抱えている老美人との刺戟に慣れて来ると新吉は少し倦怠を感じ出した。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
太い鉄材の組合せの縞が直きに平らな肌になり、細く鋭く天を衝く遥かな上空の針の尖に豆のような三色旗が人を馬鹿にしたようにひらめいていた。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
三色旗をかかげて国歌を歌う者が解散を命ぜられるパリーは見るところ聞くところ、最早や昔日の面影などうせてしまった。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
広場は赤旗と三色旗だ。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
あの東京浅草の住慣れた二階の外に板囲の家だの白い障子の窓だのを眺め暮した岸本の眼には、古い寺院にしても見たいような産科病院の門前にひるがえる仏蘭西の三色旗、その病院に対い合った六層ばかりの建築物、街路の角の珈琲店の暖簾なぞが、両側に並木の続いた町の向うに望まれた。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
作例 · 標準
フランスの三色旗は、自由、平等、友愛の象徴とされている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
祝日のパレードでは、多くの人が三色旗を振って歓声を上げた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
オリンピックの表彰式で、各国の三色旗が掲げられた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
三色旗(さんしょくき)とは、三色で構成された旗のこと。トリコロール とも呼ばれる。
出典: 三色旗 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0