左丞
さじょう
名詞
標準
文例 · 用例
張は字を聖朋といい、年十九にして進士に登第したという俊才で、官は尚書左丞にまで登りました。
— 宣室志(唐) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
その前年、張士誠が平江を陥れたので、江浙左丞相達織帖睦邇が苗軍の軍師|楊完という者に檄を伝えて、江浙の参政の職を授け、それを嘉興で拒がそうとしたところが、規律のない苗軍は掠奪を肆にした。
— 田中貢太郎 『愛卿伝』 青空文庫
間もなく張士誠は、江浙左丞相達織帖睦邇の許へ款を通じて、降服したいといってきたので、達丞相は参政|周伯埼などを平江へやって、これを撫諭さし、詔を以って士誠を大尉にした。
— 田中貢太郎 『愛卿伝』 青空文庫
先づ昭勇大將軍(正三品)を授け、※廣大都督兵馬招討使に任じ、ついで江西行省の參知政事(從二品)となし、至元十五年(西暦一二七八)の八月には、福建行省の中書左丞(正二品)に登庸して居る。
— 桑原隲藏 『蒲壽庚の事蹟』 青空文庫
降って『続左丞抄』に採録した建久六年の若狭の国富保の文書などには、前には田三十四町一反余の内訳、見作(現作)二十五町三段余、田代八町八段余とあり、後には同じ数字を再起して、見作田何程、荒何程としてある。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫