隠気
いんき
名詞
標準
文例 · 用例
湖畔であつたが酷く隠気であつた。
— 長塚節 『しらくちの花』 青空文庫
頭 隠気な 帽子 ┌苦痛が多い頭 隠気な┤ぶるぶる 振える └同じこと頭 隠気 歩く古い 時の 寵 彼はそこでそれを漢字で書き(私はそれをここへ出した。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
只蒿雀は冬も春も辨へぬやうに、暖かい日南から隱氣な竹の林を求めて低い小枝を渡つて下手な鳴きやうをして、さうして猶且日南へ出て土をぴよん/\と跳ねた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
庭の竹垣からすく/\と立つた隱氣な赤いコスモスが一杯に日を浴びて居る。
— 長塚節 『教師』 青空文庫