大和民族
やまとみんぞく
名詞
標準
Yamato race
文例 · 用例
西洋くさい文明が田舎のすみずみまで広がって行っても、盆の月夜には、どこかの山影のような所で、昔からの大和民族の影が昔の踊りを踊っているのではあるまいかと。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
したがって「いき」とは東洋文化の、否、大和民族の特殊の存在様態の顕著な自己表明の一つであると考えて差支ない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
山鬼は日本で云う山男或は山と云い、ここらでも主になるものは元来何であるかと云うと、大和民族の我々よりも早く既に此の本土に棲んでいた人種で、其中にはアイヌもありましょう、所謂土蜘蛛という穴居人種もありましょう、又は九州の熊襲の徒もありましょう。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
斯ういう野蛮人種が我々大和民族と闘って、或者は亡された、或者は山奥へ逃げ込んだ。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
むく鳥、鴨、四十雀、雁などの渡り鳥の大群が、食を求めてこの地方をさまよひ歩くが如く、膨脹時代にあつた大和民族が各地方より北上してこの奥州に到り、蝦夷を征服しつつ、或ひは山に猟し、或ひは川に漁して、いろいろな富源の魅力にひきつけられ、あちらこちらと、さまよひ歩いた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
アルプス山の大欧文学に於ける、わが富嶽の大和民族の文学に於ける、淵源するところ、関聯するところ、豈寡しとせんや。
— 北村透谷 『富嶽の詩神を思ふ』 青空文庫
蓋し大和民族の天職は殆ど之より始まらんか。
— 中島敦 『斗南先生』 青空文庫
これは、御東征と云ふよりも、東方への御発展とも云ふべきで、わが大和民族が、理想の大業へと未知の国土へと、敢然たる大行進を為したことを意味するのだと思ふ。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
作例 · 標準
日本を構成する主要な民族は、大和民族である。
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大和民族の文化は、長い歴史の中で多様な影響を受けてきた。
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人類学の授業で、大和民族のルーツについて学んだ。
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