町割り
まちわり
名詞
標準
文例 · 用例
先年、英京|倫敦が大火事で焼き払われたあと、時の当局者は人類文化発展の将来を見越し、世界通商交通の前途に鑑み、将来の世界的都市として差支えないだけの市街にすべく、大英断を以て新たに都市計画を立て、今までの町割りに構わずにドシドシ理想的の図面を引きはじめた。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
それからのまると一年間の月日が、カヤの生えた原野に町割りをつくり、アカダモの樹間には、庁舎、倉庫を立ちならばせた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
私の家など人夫はいなかったが、もとは人夫一人という負担で町割りをし、その代りに宅地税みたいなものは取らないことになっていた。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
そういう世相は、関東上方のいずれに子孫を託すかと今、去就の半ばにある各藩の大名やその臣下の眼にも移って、日一日と、江戸城を中心とする町割や河川の土木や城普請には、新しい時代の力が味方した。
— 二天の巻 『宮本武蔵』 青空文庫