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教護

きょうご
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
juvenile reform
文例 · 用例
子供の癖に、といったが巧い言葉が出ず紀代子は、教護聯盟の人にいいますよとその頃校外に於ける中等学生を取締まる怖い人を持ち出した。
織田作之助 青空文庫
うろうろしないで、早くお帰り」「勝手なお世話です」「子供の癖に……」と言い掛けたが、巧い言葉も出ないので、紀代子は、「教護聯盟に言いますよ」 近頃校外の中等学生を取締るために大阪府庁内に設けられた怖い機関を持ち出して、悪趣味だった。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
四七年八月十五日に進歩党が提案した宗教情操教育に関する決議案は、田中文相の宗教護持説をただ卑俗化したものにすぎず一般の不評を買った。
宮本百合子 今日の日本の文化問題 青空文庫
H 私は或る夏、大阪府下の或る教護院で四十日ばかり暮した。
豊島与志雄 文学以前 青空文庫
少年教護院というのは、昔の少年感化院である。
豊島与志雄 文学以前 青空文庫
然るに私がはいっていた大阪の教護院は、一般の感化院的観念とは、凡そ異った施設がなされてるのであった。
豊島与志雄 文学以前 青空文庫
この教護院は、赤土砂礫の松山の中腹から裾地へかけて、四万坪あまりの敷地を占めている。
豊島与志雄 文学以前 青空文庫
教護院の所謂不良少年少女も、この精神的地理を知っており、もし彼等が憂鬱であるとすれば、その故にこそ憂鬱なのであろう。
豊島与志雄 文学以前 青空文庫