道楽仕事
どうらくしごと
名詞
標準
work done for enjoyment (as a diversion)
文例 · 用例
その道楽仕事というのは、中学時代から凝っていたラジオで、幾個も幾個も受信機を作っては毀し作っては毀しするので、彼の勉強部屋になっている区長の家の納屋の二階は、誰にもわからない器械器具の類で一パイになっていた。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
なんといっても殿様の道楽仕事であるから、市場で仕入れて来るよりも割安であるのを幸いに、ずるい商人らはお世辞でごまかして、相場はずれの廉値で引取って来るのを例としていた。
— 岡本綺堂 『西瓜』 青空文庫
これは私の道楽仕事じゃ。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
そこが私の道楽仕事じゃ。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
文学アマチユアの道楽仕事に過ぎず、雑誌などで「何々の歌」を募るのと同断の催しであるから、審査員の顔ぶれさへ堂々としてゐれば、国内的には相当の「観もの」になるだらう。
— ――主催国としてどうするか―― 『文学オリンピツク』 青空文庫
しかも、そのことは、「文学愛好者」の他を顧みない道楽仕事のやうに見えがちであることもまた事実であつて、この感覚を失つた「文学」は、云はゞ時局下に用なきものであらう。
— 岸田國士 『地方文学の曙光』 青空文庫
理科の進歩が、民族将来の発展に極めて必要であることは、今日始まつた訳ではないが今までは、国民全体が、此事を痛切に感ずる様な機会に一度も出遇はなかつた為に、何時も目前の問題にのみ気を取られて居る政治家や実業家などは、理科の研究を以て、隙人の道楽仕事の如くに見做し、少しも之に注意を払はなかつた。
— 丘浅次郎 『理科教育の根底』 青空文庫
「甲寅叢書」の時は非常にペダンティック(衒学的)で、名士の道楽仕事みたいなところがあったが、「炉辺叢書」の方は、埋もれた執筆者を見つけて育てた功績は大きなものであったと思う。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
作例 · 標準
この盆栽いじりが、私にとって最高の道楽仕事なんだ。時間を忘れて没頭できるんだよ。
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彼は本業の傍ら、模型飛行機を作るのが道楽仕事で、週末はいつもガレージにこもっている。
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昔から絵を描くのが好きでね、これが私の数少ない道楽仕事ってもんだ。お金にはならないけど、心が豊かになるんだ。
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