金作り
きんづくり
名詞-の形容詞名詞
標準
decorated with gold
文例 · 用例
私、出来るだけ、お金作りますわ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
黄金作りの太刀打佩き白檀弓豐かに單騎の射撃を試みる。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
その譚にも竜神の伝説同様、旅僧が小判多く持ったとばかり言うて、金作りの鶏と言わず、熊野の咄しは東北国のより新しく作られ、その頃既に金製の鶏を宝とする風なかったものか。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
上に述べた金作りの鶏や、銀作りの猫も、かかる動物共進会の節用いられた事もあろう。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
それは黄金作りの素晴らしい品物である。
— 菊池寛 『三浦右衛門の最後』 青空文庫
「まあ、もう少し我慢しようよ」 自身番のおやじや番太郎には金作りが多かった。
— 半鐘の怪 『半七捕物帳』 青空文庫
はなやかな鳥の毛を帽に挿して黄金作りの太刀の柄に左の手を懸け、銀の留め金にて飾れる靴の爪先を、軽げに石段の上に移すのはローリーか。
— 夏目漱石 『倫敦塔』 青空文庫
黄金作りの大小を門前の茶店で取り上げられて、丸腰になつたのを不平に思ふ風で、人を突き退けながらやつて來た其の天滿與力は、玄竹が脇差しを帶してゐるのを見て、怪しからんといふ風で、一|層ひどく人を突き退けながら南の門の方へ出て行つた。
— 上司小劍 『死刑』 青空文庫