山越え
やまごえ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
crossing a mountain
文例 · 用例
処が主人は寧ろ引返へして歌志内に廻はり、歌志内より山越えした方が便利だらうといふ。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
「賢君、君の山越えの企ては、大層帰りが早かったですな。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
音はと思うに、きりはたりする声は聞えず、山越えた停車場の笛太鼓、大きな時計のセコンドの如く、胸に響いてトトンと鳴る。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
頂上近く行つたとき、俺よりも少し先に一疋の黒馬が、米俵を一杯に背負はされてこれもやつぱり山越えをして居るので、俺よりもずつと先に出かけたのであらうが、俺は空身のことだから、そこで追ひついたのでありました。
— 平出修 『夜烏』 青空文庫
尾花は自然の傍示|杭、アノ山越えて来イやんせ、この谷|辿って行かしゃんせ、と二筋道へ枯残る。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
箸をお取り遊ばせといふ喰摘や 十時出發、同五十五分電鐵にて小田原に歸り、腕車を雇うて熱海に向ふ、此の道山越え七里なり。
— 泉鏡太郎 『熱海の春』 青空文庫
湯の尾峠にかかる山越え、それも覚束ない。
— 泉鏡花 『栃の実』 青空文庫
一人、わざわざ山越えで浜の方から来たんだって、怪物に負けない禁厭だ、と※の針を顱鉄がわりに、手拭に畳込んで、うしろ顱巻なんぞして、非常な勢だったんですが、猪口の欠の踏抜きで、痛が甚い、お祟だ、と人に負さって帰りました。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
作例 · 標準
隣町へ行くには、この山を山越えしなければならない。
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昔の旅人は、何度も山越えをして目的地を目指した。
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今日は山越えの長距離ドライブなので、早めに出発しよう。
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