善い悪い
よいわるい
表現副詞
標準
good or bad
文例 · 用例
それが善い悪いは別として、そうしなければ大願望が成就しないことだけはたしかである。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
それが善い悪いは別としてこの世の事実なのである。
— 寺田寅彦 『さるかに合戦と桃太郎』 青空文庫
善い悪いという道徳的な審判を私はそれに対して試みようとしているのでなく、そのような新しいタイプの予感を、読者に提供し得たならば、それで私は満足なのである) 彼は私と小学校時代の同級生であったところの平田だという。
— 太宰治 『親友交歓』 青空文庫
物事の善い悪いはわかっている筈だのに、なぜあんな悪いことをした」 だしぬけに睨みつけられて、利助は呆気にとられたように相手の顔を見あげていると、半七はたたみかけて云った。
— 柳原堤の女 『半七捕物帳』 青空文庫
善い悪いは、十分わかっておりながらも、頭からガミガミ叱らずに、だまって愛の涙で抱擁してくれる人もほしいのです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
善い悪いを抜きにし只私の愛するものへ捧げるつもりで讚美し祝して、この筆を置く。
— 宮本百合子 『繊細な美の観賞と云う事について』 青空文庫
世間のわからずやといふ者は、機械を見ないで、ぢきに外側だけで、善い悪いを判断するものだから。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
金というものも現在では人間を支配するものとなっているから、金持ちの家庭ということは金を持っていることが善い悪いと云うのでなく、金を守らなくてはならない所からその家の人々の物の考え方も判断の仕方も行動の仕方も特徴がついてくる。
— 宮本百合子 『女性の生活態度』 青空文庫
作例 · 標準
善い悪いを判断するのは、常に難しい問題だ。
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彼は物事の善い悪いは気にせず、自分の信念を貫いた。
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子供たちに善い悪いの区別を教えるのは親の役目だ。
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