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茶禅

ちゃぜん
名詞
1
標準
文例 · 用例
父の如水と石舟斎とは茶禅の相識であった関係から、もっとも早く入門して、在京中は月に幾度となく騎馬でこの山荘まで通って来て、技を磨き、道をたずね、心法の鍛錬をうけていた。
柳生石舟斎 剣の四君子 青空文庫
初老頃からは仏法にも観照の眼を向けていたし、近頃では、殊に茶道に傾倒して、茶禅一味などということをよく口にしている――そういう自らな修養がやはりこんな場合には役立つのであろう――と子の眼から観る父は、どこまでも強く頼母しく見えた。
吉川英治 新編忠臣蔵 青空文庫
まして茶禅一味など説かれる場合、「茶」と金権との関係は困難になる。
柳宗悦 民藝四十年 青空文庫
茶禅一味」というが美鑑賞と宗教思索とが固く一つに結ばれた事は他の国にも見られぬ歴史的事実といえよう。
柳宗悦 民藝四十年 青空文庫
誰でも気付くように無地ものの焼物を最も多く焼いたのは朝鮮であるが、これは日本のように茶禅の教養に依ったのではなく、その歴史や自然に由来する。
柳宗悦 民藝四十年 青空文庫