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著録

ちょろく
名詞
1
標準
文例 · 用例
前人は本草の著録は張華華佗の輩の手に出でたであらうと云つてゐる。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
蘭軒の門人等が「蘭軒医話」を著録したのは此|比の事であつたらしい。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
支那人の著録に、往々『輟耕録』の記事をその儘に襲踏せるものを見受けるが、不注意千萬と申さねばならぬ。
桑原隲藏 支那人間に於ける食人肉の風習 青空文庫
陶保廉の『辛卯侍行記』に載せられた、錢潤道の如きも、その一人で、  此碑宋人金石書未著録
桑原隲藏 大秦景教流行中國碑に就いて 青空文庫
西洋の學者で實地に就いてこの碑を親覩した人もなく、且は支那の金石書類にこの碑を著録してないから、碑その物の存在に就いてすら疑惑を挾む者も尠くなかつたが、一昨年の末に出版された Broomhall 氏の『支那のイスラム教』中に初めてこの碑の照相を掲げてから、漸くこの疑惑の雲は霽れて來た。
桑原隲藏 創建清眞寺碑 青空文庫
又清朝の四庫全書の目録、皆其の時の現存の目録を擧げて、文淵閣に鈔寫して保存した本、即ち著録本と、名目だけ留めた本、即ち存目本と兩方書いてありますが、兩方とも其の當時、本を集める人は全部目を通したもので、これは全く信用の出來るものであります。
内藤湖南 支那の書目に就いて 青空文庫
さうしてその或る部分は、著録された書の卷數まで殆ど同じい處があるから、今日七録の書籍一一の目録は殘らないが、或種のものは、その書籍も隋書經籍志と同じものを含むのではないかと思はれる。
内藤湖南 支那目録學 青空文庫
その間、全く道教の本が殖えなかつたのではないが、隋志の時、著録すべき本として取り上げられたものは、七録の時と同じであつたことが分る。
内藤湖南 支那目録學 青空文庫