帰米
きべい
名詞動詞-サ変
標準
returning to the United States
文例 · 用例
それからアランに連れられて英国に渡り、向こうで小学校をすませて、一八二〇年に帰米してヴァージニア大学に学んだ。
— 平林初之輔 『ポウの本質』 青空文庫
一つ、われらにその妖術を見せてくれまいか」といえば、天狗は得意の鼻(ただし高からず)をうごめかしつつ、スルスルとおりて来たところを一同で取り押さえ、紐をもって高手小手にいましめ、馬車の中に放り込んで御殿場まで運搬し、同夜|帰米したが、汽車中でも絶えず、「天狗に向かって無礼をするな」といばっていた。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
つまりミリアムが帰米して、いままでよりずっと黄ばみ、不器量になったが、身に着けたレース編みのショールが五番街のご婦人方を注目させ、満足させたと書くことでしょう。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
おりふし、その夕、民政部にいた某夫妻の帰米を送る友人たちの会があり、その席へ、嘉治さんや、杉本画伯、ぼくらをあわせて、歓迎したいというのである。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
何しろこんな体たらくで、うちではしょうがねいけど、婆が欲張って秋蚕なんか始めやがってよわっちまァ」「えいさ、それもやっぱり楽しみの一つだから」「うんそうだ亀公のとこん鯰があったようだった、どれちょっとおれ見てきべい」 兄はすぐ立って外へ出る。
— 伊藤左千夫 『紅黄録』 青空文庫
この商売をするようになって、昔、こまをまわしたことを思い出して、ときどきべいをするが、おもしろいなあ。
— 小川未明 『こま』 青空文庫
そうしたら、おまえも、出かけてきべい。
— 小川未明 『赤いガラスの宮殿』 青空文庫
作例 · 標準
三年間の日本留学を終え、彼は来週の便でロサンゼルスへ帰米することになった。
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「日本は楽しかったけど、やっぱり実家が恋しいよ」と言い残し、彼女は帰米の途についた。
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戦後の混乱が落ち着き、ようやく家族と共に再びアメリカの地を踏むべく帰米を果たした。
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帰米した友人から、現地の活気ある大学生活を伝えるメールが届いて、少し寂しくなった。
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標準
kibei
作例 · 標準
祖父は帰米二世として、戦前戦後の日米両国を激動の中で生き抜いてきた。
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「ふむ、私の日本語が少し古いのは帰米だからだろう」と、彼は笑って茶を啜った。
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帰米の人々は、日本で受けた教育とアメリカでの生活の間で、自身のアイデンティティに深く悩んだという。
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彼は帰米という立場を活かし、日系コミュニティの中で橋渡しのような役割を担っている。
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