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富人

ふじん
名詞
1
標準
文例 · 用例
唯だ富人の手に任せて輕く投卑するときは、その賚は貧人心上の重荷となるを奈何せん。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
橄欖の林に隱顯せる富人の別業の邊よりはに低く、一叢の雲は山腹に棚引きたり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
われ若し富人ならば、われ若し人の廡下に寄るものならずば、人々の旗色は忽ちにして變ずべきならん。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
感動 翌晩われはポツジヨとヱネチア屈指の富人|某の家に會せり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
令図、富穀の父子は共に貨殖に長じて、弘前藩|定府中の富人であった。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
赤坂から端緒を発して、破壊せられた米商富人の家が千七百戸に及んだ。
森鴎外 大塩平八郎 青空文庫
富人が金を得れば、悪業が増長する。
森鴎外 青年 青空文庫
十二 何故に生涯|富人ではなかつたらしい壽阿彌が水戸家の用達と呼ばれてゐたかと云ふ問題は、單に彼海録に見えてゐる如く、數代前から用達を勤めてゐたと云ふのみを以て解釋し盡されてはゐない。
森鴎外 壽阿彌の手紙 青空文庫