贈答用
ぞうとうよう
名詞
標準
文例 · 用例
彼はいま懐中から手帳を取出して、歩きながら書いてある事柄を調べ始めた、手帳には『お召羽織二十歳位花模様』『男帯綴織風のもの』『三十五六歳向ショール茶色』『上等ウヰスキイ三本贈答用』などと書かれてあつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
「歓待|饗応用の王室御用品、王侯貴族の贈答用品」として用いられた。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
贈答用の機智や恋の難題を詠み了せる事の外に、今一つ美しい幻影の存在をば知つたのだ。
— 後期王朝文学史 『女房文学から隠者文学へ』 青空文庫
村で酒を造るには村桶があり、また贈答用の角樽もできていたようだが、いずれも檜の板を曲げて綴じた曲げ物だから、そう大きな入れ物にならなかったかと思われる。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫