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断代

だんだい
名詞
1
標準
文例 · 用例
晝夜病人の傍に不斷代々看病し、少しの事も覺置き、醫者の見舞たるせつ一々咄し、又醫者の云ふ事をつゝしみて聞置、藥の用法を始め萬事差圖に違わぬよう懇に注意ける事、是者の外、病人の側に寄りて少しも益なし。
福澤諭吉 養生の心得 青空文庫
その後の歴史を作る人、殊に支那で正史として取扱はれた歴史を作る人は、編纂の便利であるといふ點から、皆な漢書に倣つて斷代史を作り、史記に倣ふものはしばらくなかつた。
――史記より清初まで―― 支那史學史概要 青空文庫
これは後に問題になり、歴史は通史に書くべきものであつて、斷代史は眞の歴史の體でないといふ論が出たが、それは南宋の時のことであつて、それまでは史論家も斷代史に贊成するといふ風であつた。
――史記より清初まで―― 支那史學史概要 青空文庫
鄭樵は大史論家であつて、歴史は通史でなければならぬ、班固が斷代史を作つたのは歴史の墮落であると云つて之を書いた。
――史記より清初まで―― 支那史學史概要 青空文庫
明史の藝文志に至つて、目録は又一變して斷代の目録となりました。
内藤湖南 支那の書目に就いて 青空文庫
史記は古代から近代までを一つの歴史として、通じてその變遷を現はして書いてあるのに、班固は漢一代のことを斷代の歴史として書いた。
内藤湖南 章學誠の史學 青空文庫
その後、班固以來、紀傳體の斷代の歴史が續いたが、宋の司馬光に至つて、又左傳と同じやうな編年體の通鑑を作つた。
内藤湖南 章學誠の史學 青空文庫
史記家と漢書家とは、共に紀傳體の歴史であるが、史記の方は通史で、漢書は斷代史である。
内藤湖南 支那目録學 青空文庫