保険会社
ほけんがいしゃ
名詞
標準
insurance company
文例 · 用例
山田勇吉君という人は、そのころ丸の内の或る保険会社に勤めていたようである。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
それをひねくり廻している矢先へ通りかかったのが保険会社社長で葬儀社長で動物愛護会長で頭が禿げて口髯が黒くて某文士に似ている池田庸平事大矢市次郎君である。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
決して物ずきな少数学者の気まぐれな研究に任すべき性質のものでなく、消防吏員や保険会社の統計係の手にゆだねてそれで安心していられるようなものでもなく、国家の一機関として統制された研究所の研究室において徹底的系統的に研究さるべきものではないかと思われる。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
警備の巡査、兵士、それから新聞社、保険会社、宗教団体等の慰問隊の自動車、それから、なんの目的とも知れず流れ込むいろいろの人の行きかいを、美しい小春日が照らし出して何かお祭りでもあるのかという気もするのであった。
— 寺田寅彦 『時事雑感』 青空文庫
」 巡査の靴音が橋の上に留んで、背後向のその黒い影が、探偵小説の挿画のように、保険会社の鉄造りの門の下に、寂しく描出された時、歎息とともに葛木はそう云った。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
松田君は二年程掛かつて拵へ上げた保険会社と銀行とで、社長やら頭取やらの位置を占めて、青年実業家として方方を切廻して居る。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
手にも取らないで、口のなかに低声におよみなすったのが、市内衛生会委員、教育談話会幹事、生命保険会社社員、一六会会長、美術奨励会理事、大野喜太郎。
— 泉鏡花 『化鳥』 青空文庫
「……ホラ……あの電信柱の上に、小さな星がいくつも……ネ……ネ……いつもよくうちにいらっしゃる保険会社のオジサマの顔よ……お母様と仲よしの……ネ……」 母親はギックリしたように立ち竦んだ。
— 夢野久作 『人の顔』 青空文庫
作例 · 標準
大手保険会社が、新しい健康保険商品を発表した。
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彼は保険会社に勤めていて、主に法人契約を担当している。
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災害後、保険会社からの迅速な対応に感謝した。
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