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破倫

はりん
名詞
1
標準
immorality (oft. sexual)
文例 · 用例
その性格にはドストイエフスキイのやうな破倫性と病理學的憂鬱性とがあり、また一面ポオのやうな詩的浪漫性と聰明さとがあつた。
萩原朔太郎 本質的な文學者 青空文庫
實際醉中にしたすべての行爲は、破倫といふほどのことでなくとも、自己嫌忌を感じさせるほどに醜劣である。
萩原朔太郎 酒に就いて 青空文庫
されば無智蒙昧の監守どもが、妾の品性を認め得ず、純潔なる慈しみの振舞を以て、直ちに破倫非道の罪悪と速断しけるもまた強ちに無理ならねど、さりとては余りに可笑しく、腹立たしくて、今もなお忘れがたき記念の一つぞこれなる。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
えらいと云われる人間ほど、破倫、不道徳、不正をして来た。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
いいえ、カテリーナの躯にわたしが宿るかぎり、そんな神意に背いた破倫を犯させはしません。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 後篇 青空文庫
復讐の手段に事を欠いて、何という不徳な破倫な方法でしょう。
甲賀三郎 血液型殺人事件 青空文庫
しかも、激しく押し迫る破倫な衝動のために、いきなり彼は、早苗の手を捉えてグイと引き寄せた。
小栗虫太郎 地虫 青空文庫
あの位の年頃で、あの位の体で、それは決して徒に破倫な行為とばかりは云われない。
一九一六年(大正五年) 日記 青空文庫
作例 · 標準
その小説は、主人公の破倫的な行動が波紋を呼んだ。
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昔の時代劇では、破倫の罪を犯した人物が厳しく罰せられる場面がよく描かれる。
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彼の噂は、まるで破倫を連想させるような内容だった。
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