伯父貴
おじき
名詞
標準
uncle (older than one's parent)
文例 · 用例
伯父貴とでも思つてゐるのかしら。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
親父あお前とアグーシャおっぽって行っちまったぞ、帰って来るもんで、ガラスキーの伯父貴がおどしかけたんだ。
— 宮本百合子 『ピムキン、でかした!』 青空文庫
「俺は例の伯父貴にわたりがついたから行って見るんだ。
— 宮本百合子 『道づれ』 青空文庫
市馬は木村荘八画伯もずいぶんほめていられたが、「石返し」の二度めにそばやの行燈に書き換えたのをうっかり忘れた与太郎が泣き声で「お汁粉ゥ」と言い、「しるこじゃねえや」と伯父貴に剣の峰を食わされるあたりなど――そう言ってもいい味だった。
— 正岡容 『随筆 寄席囃子』 青空文庫
――「いつそ初めから倉田山の伯父貴がゐなかつたら、却つてさばさばしてゐたらうになあ!
— 『白鳳』第二部 『鸚鵡』 青空文庫
この先の伯父貴の家へ行こうと、そこまで来るてえと、やにわに突っ走りやがってここへ飛び込んだんだが、つれて帰るぜ」 三次は、そうお絃に言いながら、起ち上っていた。
— 新版大岡政談 『魔像』 青空文庫
「勘、昨夜は山谷の伯父貴のもとで寝泊りか――。
— のの字の刀痕 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
北と言えばさしずめ北廓だが、手前と銭は敵同士、やっぱり山谷の伯父貴の家でお膳の向うで長談義に痺れを切らしたとしか思えねえじゃねえか、え、こう、勘。
— のの字の刀痕 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
作例 · 標準
例句