オチ
おち
名詞
標準
文例 · 用例
越知 「オチ」は水の渦を巻く義。
— 寺田寅彦 『土佐の地名』 青空文庫
伊尾木 「イオチ」は蛇の居るであるか。
— 寺田寅彦 『土佐の地名』 青空文庫
二軒の家は、間取りも、壁の色も、窓も、煙突も、ポオチもすっかり同じで、境の花園などは仕切りがなく共通になっている。
— ――夫婦哲学―― 『花嫁の訂正』 青空文庫
そして、彼女が帰る時にも、わざわざポオチまで送って出て、そこの藤の緑廊の蔭で長い接吻をしたのである。
— ――夫婦哲学―― 『花嫁の訂正』 青空文庫
柾生は、冗談のオチを待っているような表情で、慶一を見かえしただけだった。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
年季がちがう、とかなんとかいわれるのがオチだろう。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
それはアキラメでもなければナゲヤリでもない、むろんサトリでもない、いわば、老のオチツキでもあろうか。
— 種田山頭火 『三八九雑記』 青空文庫
」 スルト、アサツユハ、ハノ サキカラ ピヨイト ハナレテ プツント ヂベタヘ オチテ シマヒマシタ。
— 新美南吉 『デンデンムシ』 青空文庫