全図
ぜんず
名詞
標準
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文例 · 用例
壁には大きな樺太全図の軸を一つ掛けてあったきりだ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
黒板の片隅には、縮尺五千分の一の「本郡全図」が掛けられていた。
— 佐左木俊郎 『都会地図の膨脹』 青空文庫
幾年振りで、こんな、東京全図というものを拡げて見る事か。
— 太宰治 『東京八景』 青空文庫
それからY市の全図を拡げて「H・S」のところに赤い印をつけた。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
帝国鉄道全図の上から見るならば、僅々十哩?
— 牧野信一 『熱海線私語』 青空文庫
程度の距離であるが、生れて四十年、東京と小田原、小田原と熱海の他は滅多に汽車の旅を知らぬ蛙のやうな私たちにとつては、憶ひ出の夢は全図の旅の夢よりも深く長かつた。
— 牧野信一 『熱海線私語』 青空文庫
四尺巾位の竪幅で三尺位の中納言が立つた足許にお姫様が坐つてゐる図だつたが、私の写生帖には其全図と人物の部分が二ヶ所も写してある。
— 上村松園 『写生帖の思ひ出』 青空文庫
だが、その表面に一度爪が当ったときは、この湿疹性の白癬は、全図を拡げて猛然と活動を開始した。
— 横光利一 『ナポレオンと田虫』 青空文庫
作例 · 標準
世界の全図が、壁に大きく広げられている。
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探検家は、その地域の全図を作成することを目指した。
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この本の巻末には、登場人物たちの関係を示す全図が載っている。
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