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肉色

にくいろ
名詞名詞-の形容詞
1
標準
flesh-color
文例 · 用例
西洋近来の流行が、一方には裾を短くしてほとんど膝まで出し、他方には肉色の靴下をはいて錯覚の効果を予期しているのに比して、「ちよいと手がるく褄をとり」というのは、遙かに媚態としての繊巧を示している。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
と、当代の男性にとっての理想の女性は脚部の肉色のデコルテを紊して云った。
吉行エイスケ 職業婦人気質 青空文庫
肉色に透き通るような柔らかい絹の靴下やエナメルを塗った高い女の靴の踵は、ブルジョア時代の客間と、頽廃的なダンスと、寝醒めの悪い悪夢を呼び戻す。
黒島伝治 国境 青空文庫
始めにだいたいの肉色と影をつけてしまった時には、似てはいないがたいへん感じのいいような顔ができたのでこれは調子がいいと思って多少気乗りがして来た。
寺田寅彦 自画像 青空文庫
肉色縮緬の長襦袢で、其の白襦子の伊達卷を――そんなに傍へ寄つちや不可ない。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
少女の泣顔の中から狡るそうな笑顔が無花果の尖のように肉色に笑み破れた。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
そのハレーションに薄肉色のもあるし、黄薔薇色のもある。
岡本かの子 河明り 青空文庫
私は私が始めてあの河沿いの部屋を借りに行ったとき、茶絹のシャツを着、肉色の股引を穿いて、店では店の若い者に交り、河では水揚げ帳を持って、荷夫を指揮していた娘を想い出した。
岡本かの子 河明り 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、自分の肌に近い肉色(肌色)のストッキングを選んだ。
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絵の具のパレットには、様々な肉色(肌色)の絵の具が並んでいた。
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マネキンの肌は、健康的な肉色(肌色)をしていた。
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