仕立て下ろし
したておろし
名詞
標準
brand new (clothes)
文例 · 用例
そのとき、豹一は八つ、学校から帰るといきなり、仕立て下ろしの久留米の綿入を着せられた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
じき、楽になれるのだから――」 蓋をして、錠を下してしまうと、別に、鼠いろの頭巾に同じ布子、仕立て下ろしたのを取り出して、「法印、このサッパリしたのに着けえて、櫃をしょッて、おれと一緒に来てくんな」「一たい、この死骸を、どこへかつぎ込もうというのだね?
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
岩は崩れてカミソリのように鋭くなっている、随分丈夫な切れ地を撰んだつもりだったが、倫敦仕立て下ろしのズボンには、方々に穴が開いて、下から血が滲んで来る、掌などは疵だらけだが、危くて手袋など箝めてはいられない、只満身の力を両腕に籠めて、機械体操の要領で、ずり上るより外は仕方はない。
— 辻村伊助 『スウィス日記』 青空文庫
――男は、したておろしの背広にうす色のスプリング・コートにソフト。
— 三好十郎 『胎内』 青空文庫
作例 · 標準
新品の着物は仕立て下ろしで、まだ袖を通していないので、とても新鮮な気持ちだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite