脚色者
きゃくしょくしゃ
名詞
標準
movie adapter
文例 · 用例
少なくも本邦のトーキー脚色者には試みに芭蕉蕪村らの研究をすすめたいと思う。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
脚色者があさはかな人間の知恵をもてあそぶに忙しいだけで、科学的に真実な、万人を無条件に納得させるような何物をも含んでいないからである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(2)』 青空文庫
この脚色者は黙阿弥翁である。
— 岡本綺堂 『自来也の話』 青空文庫
此の八幡託宣は一場の喜劇の如くで、其の脚色者も想像すれば想像されることではあるが、或は又別に作者があつたのでは無く、偶然に起つたことかも知れない。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
この通し狂言の脚色者は何人であるかを知らなかったが、後に聞けばそれは座付の佐橋五湖という上方作者の筆に成ったのであった。
— 岡本綺堂 『寄席と芝居と』 青空文庫
脚色者は福地桜痴居士であったが、居士はこうした世話狂言を得意としないので、さらに三代目河竹新七と竹柴|其水とが補筆して一日の通し狂言に作りあげた。
— 岡本綺堂 『寄席と芝居と』 青空文庫
ヘルマン・コステルリッツという映画監督も、脚色者ヨアキムソンも、「恋人の日記」では、弁解の余地のない芸術家としての低さを示している。
— 宮本百合子 『マリア・バシュキルツェフの日記』 青空文庫
ちよつとばかり違ふといふことは、つまり違ふといふところだけについてみればやつぱり作者、これは原作者、脚色者を含めてですがね、ちよつと言葉を訂正補足するかも知れないが「全人間的」な生活を描かうとしてゐる。
— 岸田國士 『対話』 青空文庫
作例 · 標準
この作品の脚色者は、原作のファンからも高く評価されている。
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映画の脚本を読んだら、脚色者の手腕に感心した。
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「あの脚色者、次にどんな作品を手がけるんだろうね」と、映画好きの友人が話していた。
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彼は、数々のヒット作を手がけた有名な脚色者だ。
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