野心満々
やしんまんまん
名詞-の形容詞形容詞-たる副詞-と
標準
burning with ambition
文例 · 用例
これはその鼻の野心満々たる表現が、識らず識らずの裡に民衆の反感を買っていたのではないかと想像する事が出来るのであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
嬢様の撰択に預からうといふ野心満々たる面々は何れも愚劣極まつた鼻持ならぬ連中だ子。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
有識人たちの日暮しは、直接自分の肉体で自然と取組みもしないし、野心満々たる企業家でもなかった。
— 宮本百合子 『自然描写における社会性について』 青空文庫
若し彼にして之を得む乎、野心満々たる源家の呉児にして焉ぞ、手を袖にして、傍観せむや。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
淀橋太郎とか有吉光也とかみんな素質ある脚本家であり、森川信なども野心満々たる男であるから、新風に野心を凝らし、一流を志すようになれば、新生面はひらかれてくる筈である。
— 坂口安吾 『モンアサクサ』 青空文庫
茶番のつもりなら、タワ言でもなんでも聴いてやりましょうけれど、あれじゃ野心満々、――芸術に新形式をもたらそうとか、一新紀元を画そうとか、大した意気ごみじゃありませんか。
— ЧАЙКА 『かもめ』 青空文庫
この男、野心満々たる蕩し屋で、ねらうところは最高権力にあった。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
備考欄には、「品性下劣、御殿女中の如し」とか、「駈落三回心中未遂一回」とか、「野心満々、惜しむらくは低能」とか、「彼いつの日にか悔い改めん」とか、「愚鈍なるが如くにして、最も警戒を要す」とか、そういったさまざまの文句が、いっぱい書きつめてあった。
— 第四部 『次郎物語』 青空文庫
作例 · 標準
新入社員の彼は、野心満々でこの会社に入ってきた。
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プレゼンテーションに臨む彼の目には、野心満々の光が宿っていた。
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「よし、やってやるぞ!」と、彼は野心満々で試験勉強に取り組んだ。
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