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取りすがる

とりすがる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
1
標準
to cling to
文例 · 用例
田舎では草も木も石も人間くさい呼吸をして四方から私に話しかけ私に取りすがるが、都会ではぎっしり詰まった満員電車の乗客でも川原の石ころどうしのように黙ってめいめいが自分の事を考えている。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
上からは無益に藤蔓を投げてみたが、彼はそれに取りすがることも出来ないのであった。
岡本綺堂 くろん坊 青空文庫
今のわたしが杖柱と取りすがるのは、お前ばかりである。
岡本綺堂 籠釣瓶 青空文庫
クララは取りすがるように祈りに祈った。
有島武郎 クララの出家 青空文庫
」 と葉子は泣きながら取りすがるようにした。
有島武郎 或る女 青空文庫
」 取りすがる京子の手を、しずかに押しのけながら、村川は逆に京子に哀願した。
菊池寛 第二の接吻 青空文庫
そしてまたその竿に取りすがることを拒んだ自殺者は一人もなかった。
菊池寛 身投げ救助業 青空文庫
中には、引きづなに取りすがる者もいたが皆引き放されてしまう。
菊池寛 大力物語 青空文庫
作例 · 標準
突然の別れを切り出された彼女は、泣きながら彼の服の袖に取りすがり、「行かないで」と必死に懇願した。
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溺れかかっていた子供は、差し出された救助隊員の太い腕に必死に取りすがり、九死に一生を得た。
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破産寸前の経営者は、かつての友人に最後のリベンジのチャンスを求めて、なりふり構わず取りすがった
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取りすがる(とりすがる) — 幻辞.com