風見
かざみ
名詞頻度ランク #42239 · 青空 116 例
標準
weather vane
文例 · 用例
虚無の鴉我れはもと虚無の鴉かの高き冬至の屋根に口を開けて風見の如くに咆號せむ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
なにか知らねど萩原朔太郎なにか知らねど泣きたさにわれはゆくゆく汽車の窓はるばるときやべつ畑に日は光り風見ぐるまきりやきりりとめぐる日にわれはゆくゆく汽車の窓なにか知らねど泣きたさに
— 萩原朔太郎 『なにか知らねど』 青空文庫
(明治四十年九月三十日『東京朝日新聞』) 十 新奇な風見鴉 これは倶楽部あるいは宿屋の室内に粧飾用を兼ねて据え置き、時々刻々の風の方向を知らせる器械である。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
内部の仕掛けは簡単なものでただ屋根の上に備えた風見鴉から針金を引き電池一個を接続すればよい。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
あの烏の風見のある屋根の高い家の中に一人の画家がいるはずだ。
— 有島武郎 『燕と王子』 青空文庫
しかたなしに風見の烏に相談しますと、画家は燕が大すきで燕の顔さえ見ると何もかもわすれてしまって、そればかり見ているからおまえも目につくように窓の回りを飛び回ったらよかろうと教えてくれました。
— 有島武郎 『燕と王子』 青空文庫
どこを風見の鷄が見てゐるのか冬の日のごろごろと※る瘠地の丘で もろこしの葉が吹かれてゐる。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
どこを風見の鷄が見てゐるのか冬の日のごろごろと※る瘠地の丘で もろこしの葉つぱが吹かれてゐる。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
作例 · 標準
屋根の上の風見がカラカラと音を立てて回り、これから天気が崩れることを予感させた。
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「よし、今の風見を見る限り、向かい風が強くなりそうだ。帆を少し絞って進もう」
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少年は自作の風見を庭の杭に打ち付け、毎朝どちらの方向から風が吹いているかをノートに記録している。
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飛行場にあるオレンジ色の吹き流しは、パイロットにとって最も信頼できるアナログな風見だ。
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