分葱
わけぎ異読 ワケギ
名詞
標準
tree onion (Allium x proliferum)
文例 · 用例
(昭和十七年夏)風船あられ 飯蛸、鯖、魴※、白魚、さより、蛤、赤貝、栄螺、分葱、京葱、鶯餅、草餅、茶飯、木の芽――と、かたへのものゝ記には三月のあぢがこんな具合に列ねてある。
— 正岡容 『下町歳事記』 青空文庫
■ 分葱――くせえなあ!
— HISTOIRES NATURELLES 『博物誌』 青空文庫
「とにかく帰って来ました」――フィリップは言う――「帰ってきたので、家へ入れたんです」 彼は、分葱しか食いたくない時は、自分で病気だということがわかるのである。
— LE VIGNERON DANS SA VIGNE 『ぶどう畑のぶどう作り』 青空文庫
分葱――くせえなあ。
— LE VIGNERON DANS SA VIGNE 『ぶどう畑のぶどう作り』 青空文庫
わびしかるべき茎だちの浸しもの、わけぎのぬたも蒔絵の中。
— 泉鏡花 『雛がたり』 青空文庫
W老人から、ちしや苗とわけぎの球根を分けて貰うて植ゑる、安心々々。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
薬味のわけぎを小さく刻んで、山盛り皿に入れて出しておいて、戸口に椅子を持ち出し、だしの煮こぼれるまで、由は此椅子に呆んやりかけてゐるのです。
— 林芙美子 『小さい花』 青空文庫
紅葉おろし、さらし葱、わけぎの薬味。
— 佐藤垢石 『海豚と河豚』 青空文庫
作例 · 標準
味噌汁の仕上げに、刻んだ分葱を散らす。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
薬味として、分葱はネギよりも辛味が少なく使いやすい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この料理には、彩りとして分葱を添えると綺麗だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite